Apacheの動作は、設定ファイルに書いたディレクティブで制御する。注意したいのは、 メイン設定ファイルのパスとデーモン名がディストリビューションによって異なる点 (RedHat系=httpd / Debian系=apache2)。主な設定ファイルと役割を以下にまとめる。

設定ファイルと役割

ファイル役割
/etc/httpd/conf/httpd.confApacheメイン設定(RedHat系)。デーモン httpd
/etc/apache2/apache2.confApacheメイン設定(Debian系)。デーモン apache2、a2enmod/a2ensite で有効化
.htaccessディレクトリ単位の分散設定(再起動不要・部分上書き)

設定ファイルについて、なぜ違う?(httpd.confとapache2.conf)

名前が違う(httpd ↔ apache2)

  • RedHat系:Apache公式の実行ファイル名 httpd をそのまま採用。
  • Debian系:あえて apache2 に改名。理由は昔の Apache 1.3(apache)と 2.x をハッキリ区別するため。 だから Debianでは「パッケージ名・バイナリ・サービス名」が全部 apache2 で統一。

置き場所・構造が違う

各ディストリの「設定ファイルの置き方ルール」が違うため

  • RedHat系:/etc/httpd/conf/httpd.conf(メイン)+ conf.d/*.conf に追加 → 直接編集する文化
  • Debian系:/etc/apache2/apache2.confは小さな親玉で、シンボリックリンクで切り替える文化

暗記するならこの2つ

  • RedHat系=httpd
  • Debian系=apache2+a2◯◯コマンド